【料理撮影】松葉カニの調理及びフードスタイリング
こんにちは。料理家・フードコーディネーターの甲斐優美です。
先日の撮影時、あまりに立派なカニ様だったので思わず撮ってしまった一枚。特大サイズの松葉がにを一から捌き、かに刺し、焼き蟹、かにすき鍋などの調理からフードスタイリングまでを担当させて頂きました。
活き松葉がにの方は、カニビルの黒い卵がびっしりと付いていました。(ニョロニョロした成体も生きていて、びっくりw)身がしっかり詰まってる証拠だそうです。
なぜ、このツブツブがたくさん付いている松葉ガニほど身がしっかり詰まっていて美味しいと言えるのでしょうか?このツブツブの付着数が多いほど脱皮した後の期間が長くて身入りがいいから。というのがその理由だそうです。
松葉ガニは、定期的に脱皮します。そして脱皮する前には、新しい甲羅を作るため栄養を使います。蓄えていた栄養を消費すると、カニも生き物ですから身入りが少なくなってしまいます。脱皮した後、カニはまた栄養を蓄え、身を増やし重くなっていく。そうやって「身の詰まった」カニに成長していきます。
この説には、異論もあるようですが、もしも松葉ガニを実際に手にとって購入される機会があるときは、この甲羅のつぶつぶの付き方を確認してカニを選んでみるのも良いですね。
タイトの香盤でバタバタでしたが貴重な経験をさせて頂き、楽しい現場でした。
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