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2025-07-02

【レシピ】シンガポール本場の味を再現 鶏肉のサテー ピーナツソース添え

先日デリバリーとしてご依頼頂き、シンガポール料理を作りました。
シンガポール風の生春巻きであるポピア(popiah)や魚介のサラダ イーシェン(Ye Sheng)、白タピオカの入った冷たいスイーツマンゴーサゴ(Mango sago)など

シンガーポールとマレーシアへそれぞれ2回ずつ行ったことがあるのですが、
大好きな料理の1つがサテー(sata)。
ココナツミルクの風味やあの甘いピーナツソースの味が忘れられず。

チャッターボックス(ChatterBox)のサテー

チャッターボックスで食べたサテー

ホーカーズ(屋台街)のサテー

ホーカーズ(屋台街)のサテー

今回1つのメニューとしてお出しすることになったので、
日本でも入手しやすい食材で作れるレシピを私なりに研究してみました。
数年前の味の記憶を辿りながら、現地の味を再現できたんじゃないかと思っています。

今回は生成AIのchatGPTで本場のレシピを調べ、
やはりそのまま鵜呑みにしてしまうと味がブレるので
その情報をもとに材料の取捨選択や、分量調整、工程の見直しを行いました。

味の決め手はレモングラスの風味と、タマリンドの酸味が隠し味のピーナツソース。
美味しくて、個人的にまた作りたいと思える納得の味に仕上がりました。

いずれも大型スーパーや業務用スーパーで取り扱いのある食材で作ってます。

なかなか旅行に行けないけど、サテーが大好きという方に
ぜひお試し頂きたいレシピです。長くなってしまいましたが、最後までご覧頂けたら、嬉しいです。

シンガポール本場の味を再現 鶏肉のサテー ピーナツソース添え

鶏肉のサテー再現レシピ

■材料   2人分

  • 鶏もも肉…約300g
  • 竹串…10本程度適量(水に30分ほど浸しておく)

【マリネ液】

  • レモングラスの葉…2本(包丁でしごく)
  • 玉ねぎ…1/4個(すりおろす)
  • にんにく…1かけ(すりおろす)
  • おろし生姜…小さじ1/2
  • ターメリックパウダー…小さじ1
  • コリアンダーパウダー…小さじ1
  • クミンパウダー…小さじ1
  • 砂糖…大さじ1
  • 塩…小さじ1
  • サラダ油…大さじ1
  • ココナッツミルク:大さじ2

■手順

  1. 肉の下準備: 鶏もも肉は余分な脂を取り除き、2cm角の一口大に切る。

  2. ポリ袋にマリネ液の材料を全て入れ、よく混ぜ合わせる。

  3. 切った肉をマリネ液に入れ、よく揉み込む。(冷蔵庫で最低1時間、できれば半日〜一晩漬け込むと、味がよく染み込みます。)

  4. (オーブンを250℃に予熱し始める。)マリネした肉を竹串に刺していき、クッキングシートを敷いた天板に重ならないよう並べる(日本の焼き鳥のように、ぎゅっと詰めるのではなく、少し空間を開けるように刺すと火が通りやすいです。)。

  5. 予熱したオーブンで、約12分焼く。(フライパンに少量の油をひき、中火〜強火で両面をこんがりと焼き色がつくまで焼いてもOKです)

  6. 鶏肉をオーブンで焼く様子

    【ピーナッツソース】

    • ローストピーナッツ…30g(粗く砕いておく)
    • 玉ねぎ…1/4個(すりおろす)
    • にんにく…1かけ(すりおろす)
    • 赤唐辛子(お好みで)…1/2本
    • レモングラスの葉…2本(包丁でしごく)
    • サラダ油…大さじ1
    • ココナッツミルク…大さじ2
    • ピーナッツバター…大さじ3
    • 砂糖…大さじ1
    • 塩…小さじ1/2
    • タマリンドペースト…小さじ1(なければレモン果汁)
    • 水…大さじ1~(ソースの濃度を調整するため)

    ■手順

    1. フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎ、にんにく、赤唐辛子、レモングラスを入れ香りが立つまで弱火でじっくり炒める。焦がさないように注意。

    2. 香りが立ったら、ローストピーナッツ、ピーナッツバター、砂糖、塩、タマリンドペースト、ココナッツミルク、水を加えて混ぜ合わせる。

    3. 弱火で混ぜながら煮詰める。とろみがつき、ピーナッツの香りがしっかりとするまで煮詰める。

    4. 味見をして、甘さ、辛さ、酸味、塩味のバランスを調整する。お好みの濃度になったら火を止める。

    5. 焼き上がったサテーを皿に盛り付け、温かいピーナッツソースをたっぷり添えます。
      お好みで、キュウリや紫玉ねぎを添えるとより本格的です

    6. ■美味しく作るコツ

      ◉マリネ時間

      マリネする時間はしっかり取ることで、肉に味がよく染み込み、より美味しくなります。

      ◉火加減

      焦げ付かせないように、でもしっかり焼き色をつけて香ばしく焼き上げるのがポイントです。
      焼き色が足りない場合は、バーナーで炙ると本格的な仕上がりになります♪

      ◉ピーナッツソースの調整

      ピーナッツソースは、砂糖の量や赤唐辛子の量で甘さや辛さを調整できます。自家製だと好みの味に仕上げられるのが魅力です。本レシピは辛味を抑えた味にしています。

      ◉材料について

      アジア食材店で手に入るレモングラス(白い部分)やガランガル、シャロットなどを使うと、より本格的な香りが楽しめますが、なくても十分現地の味を再現できますので本レシピでは使用していません。
      レシピに記載のある全ての材料が揃えられない場合でも、味の核となり外せないレア材料は「ターメリック、レモングラス、ココナッツミルク」です。
      コリアンダー、クミン、タマリンドが手元にない場合は省略してもOK!

      いかがでしたでしょうか?
      シンガーポールの海南鶏飯レシピも掲載しています♪

      【レシピ】シンガポール本場の味を再現 海南鶏飯

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