2018-04-14
【レシピ】たんかんのパウンドケーキ
春になりたんかんの季節になりました。たんかんは鹿児島県産でオレンジよりも甘みが強く、ジューシーなのが特徴皮はオレンジとみかんの中間ぐらいの固さで、手でも剥けるぐらい柔らかいです。
今回はそんなたんかんを皮ごと食べられるコンポートにし、パウンドケーキに入れました。たんかんのフルーティーさ、柑橘系の酸味とスッキリとした甘みで、つい何切れも食べてしまう味に仕上がりました。
先に生地を焼き、途中で取り出して飾り用のコンポートを乗せてから、更に焼くことでパウンドは中央がこんもり盛り上がり、コンポートも生地に沈むことなく綺麗に仕上がります。
【レシピ】たんかんのパウンドケーキ
❁材料
20x8x6cmのパウンド型1台分
- バター(食塩不使用)…180g
- グラニュー糖…180g
- 卵…3個
- レモン果汁…大さじ1
- 薄力粉…180g
- ベーキングパウダー…小さじ1/3
- たんかんのコンポート…100g
- たんかんのコンポート(飾り用)…10枚
- コンポートの煮汁… 大さじ2
【たんかんのコンポート 材料】(作りやすい分量)
- たんかん…5個(約800g分)
- 上白糖…200g
- 水…150ml
- 水…150ml
❁作り方
【たんかんのコンポート】
- たんかんは表面をよく洗って水気を拭き、5mm幅の輪切りにする。
- 鍋に水とグラニュー糖を入れて中火で加熱する。グラニュー糖が溶けるまで煮立たせたら、たんかんを平らに並べるように入れる。
- 火を少し強め、出てきたアクを取る。クッキングシートで落し蓋をし、弱火で約15分加熱する。途中で数回たんかんの上下をひっくり返す。落し蓋を外したら中火にし、煮汁が半分くらいになるまで煮詰め、火を止めて粗熱を取る。
【パウンドケーキ】
(下準備)
- パウンド型に薄く油脂を塗り、クッキングシートを敷く。
- バターは小さく角切りにし、柔らかくなるまで常温に戻しておく。
- 卵白と卵黄はボウルに分け、卵白は使う直前まで冷蔵庫に入れて冷やしておく。
- 材料は全て計量し、薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
- たんかんのコンポート100gは粗くみじん切りにする。
- オーブンは180℃に余熱する。
- ホイッパーでバターをよく練り、グラニュー糖の半量を加えて白っぽくなるまですり混ぜる。レモン果汁と卵黄を加えたら更によく混ぜる。
- たんかんのコンポート、煮汁を加えて、ゴムベラで全体に馴染ませる。薄力粉とベーキングパウダーを加えたら、練らないようにゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。
- ハンドミキサーで卵白を泡立てる。少し泡立ってきたら、残りのグラニュー糖をすべて加えてツノが立つまでしっかりと泡立てる。
- (2)の生地に(3)のメレンゲの1/3の量を入れ、泡立て器でしっかりと混ぜ合わせる。(この時はメレンゲの泡が消えてしまっても気にしなくて大丈夫です)
- 残りのメレンゲを加えて、ゴムベラで縦に切るようにさっくりと混ぜ合わせる。
- 型に生地を流し入れ、表面を平らにする。型ごと10-15cm上から1-2回落として、生地の中の気泡を抜く。ゴムベラで中央の生地を両端に寄せ、中央をくぼませる。180℃に余熱したオーブンで約20分焼く。
- 生地中央がくぼみが盛り上がってきたら一度取り出し、飾り用のコンポートをまんべんなく乗せる。オーブンに戻して、更に20分焼く。
- 焼きあがったら型から外してケーキクーラーに乗せる。表面に、コンポートの煮汁を塗ったら粗熱が取れるまで置いたら完成です。
すぐに食べない場合はパウンドケーキをクッキングシートごと、ラップで包んで冷蔵庫で保管します。(空気が入らないように密着させて包むのがポイントです)冷蔵庫で一晩寝かすと、パウンド生地がしっとりとして、より美味しくなります。
関連記事